
赤玉すこやか美log 貢先生に聞いてみよ#4
こんにちは!大阪港区で120年続く鍼灸整骨院です♪
朝潮橋、港区役所前の2院で元気に診療中!地域の皆さまを、鍼灸整骨院の立場で元気にできればと今年から新たに発信していきます!「日々の健康と美容に役に立つ」がテーマのブログです♪
今回は五十肩について♬貢院長先生に聞いてみました♬
普段、肩が痛かったり、動かしにくかったり、腕が上がらないなど、悩まれている方向けの記事です。
1.五十肩って?
主に中年以降に現れる肩痛などの症状で、世間一般的に若い人が発症した場合は四十肩と呼ぶ人も多いですが、昔は50代で発症する方が多かったので五十肩と呼ぶのがより正確です。五十肩とはケガ以外で関節の退行変性で起こる肩の痛みです。最近は、60歳から70歳の方に多くみられます。多くの人は特に思い当たる大きなきっかけもなく肩に痛みが出てきます。その後、数週間〜数ヶ月かけてだんだん、もしくは急に痛みが増していきます。はじめは「なんとなく肩に違和感があるかな?」程度であったものが、「少し動かすだけで電気が走るように痛い」や、「痛みで夜に何度も目が覚める」などの強い症状が出てきたりします。来院された患者さんによっては、痛みで眠れないという状態を数週間も我慢していたことも少なくないです。症状が進行してしまうと肩の動かせる範囲が極端に狭くなってしまいます。このために、腕が上がらない、シャンプーや洗顔ができない、寝返りが打てないなど、生活に大きく影響していってしまいます。
2.五十肩の治療って?
五十肩は、痛みの症状が強い「炎症期」と、炎症期とくらべて痛みは少し落ち着いているが思うように肩が上がらなかったり動かすことができない「拘縮期」、痛みも動きも改善していく「回復期」に分けられ、ほとんどの場合、治療と共に痛みは改善していきます。
【炎症期】
①鈍痛
肩のあたりが重苦しく、どんよりした感じ
肩の関節がビリッと痛む
②感覚がおかしくなる
肩周りの感覚が重く、鈍くなってくる
腕に違和感を感じる
首や肩のあたりにコリのような張りを感じる
③疼痛
ズキズキと、芯からうずくような痛みがある
肩を動かす度に痛みを感じる
朝晩に痛みが強くなる
④夜間・安静時痛
動いても痛いし、何もしなくても痛い
寝る時に痛みで寝つけない、または痛みで途中に目が覚める
【拘縮期】
①夜間時痛、安静時痛は軽くなる
②大きく動かしたときに、強いつっぱり感がある
③以前までの痛みにより、動かさない状態が長く続くことで関節が硬くなり、動かせる範囲が狭くなる
【回復期】
①徐々に痛みが改善し、動かせる範囲も広くなる
②動かしても痛みが出なくなる
3.解決できるお悩みは?
五十肩への施術は、①原因となっている筋肉を柔らかくする②炎症を抑えていく③肩関節の可動域をもとに戻していくなど、症状やその方の状態に合わせてさまざまな方法で治療していきます。炎症期にはまず、肩関節の炎症を抑え、炎症を取り除いて、無理のない範囲で治療していきます。回復期に移行していくと同時に筋緊張を緩め肩にかかる負担を取り除きます。また、状態によっては拘縮(動かせる範囲の制限)を残さないように、鍼治療や、肩関節の可動域をもとに戻すリハビリ、筋力の回復などを行っていきます。患者さん一人ひとりにより原因や伸ばす筋肉が変わってくるので、よく症状をヒアリングして、その患者さんに合った方法で改善していきます。
4.五十肩を放置すると?
五十肩は、肩と腕をつなぐ肩関節に痛みがでてしまいます。そのため、腕を持ちあげるような動き全般が難しく、特に腕を外側に回すような動きなどは、大きな痛みを感じます。朝晩服を着替える際、洗濯物を干したり取り入れたりする時、シャンプーも痛くて億劫になったり、歯を磨くのも満足にできなかったり、、などなど、、、もちろん痛みのお悩みが一番つらいですが、それだけでなく、いつも簡単にしていた作業が困難になり、日常生活に不便を感じる方もいます。
5.当院で施術にあたる先生
五十肩の治療は、朝潮橋本院は院長の貢先生、港区役所前分院は院長怜子先生が担当します♬120年のノウハウを受け継ぎ、様々な疾患やカラダのお悩みの治療をしてこられた先生です。中年以降の方が多く住む港区では五十肩のご相談も非常に多いそうです。治療はできるだけ早いほうが良いので、お悩みの方は是非気軽にご来院ください。